The Binding of Isaac
Isaac坊やが電波を受信したママンをヌッ殺すため家の地下にあるダンジョンを素っ裸で駆け抜けるアクション・ローグライク。
その発想もさることながら、操作性も独特でとっつきにくいところがあり放置していたが、ゲームパッドでアレコレと設定をしたところ快適にプレイできるようになった。それでもやはり難しいと感じるやりごたえだ。
アイテムの引きがかなり良くないとMomまでたどり着けないし、聖書使用以外でまともに立ち合える気がしない。
アイテムの種類は豊富というより大量。しかも悪い効果のものや、使いどころを選ぶものまでありローグライクとしては実に正しい選択肢の幅だ。しかしこれをすべて憶えるのは難しく、下手なアイテムを取るとそれまでのビルドが台無しになることもあるので、ぶっちゃけWiki必須。まあ、Wikiを見ただけでは実際の効果を把握できなかったりもするので、ローグライクの醍醐味である死んで覚えるという楽しみが損なわれることはほぼない。
あと、Mobのランダムな挙動について。Isaacにおいてこれはあまり面白くない要素に思える。これについては、なんと言ってもマップの狭さに問題があるのだろう。それに加え足の速いMobが多いため、予測のつかない動きは本当に避けづらい。中でもLarry Jr.は序盤のボスにおいて地味に厄介な存在だ。
リメイク版が作られているようだが続編を作るべきな気がしなくもない(それよりもTeam MeatはMew-Genicsを早く完成させてほしい)、ローグライクの面白さが凝縮された良作。