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Bejeweled 3

 Big Fish Game版をプレイしているので初めてではないが、あんまりしなかった記憶がある。

 というのも散々スマホでマッチ3ゲームをした結果、マウスでするマッチ3ゲームの違和感が結構でかかったからだ。マッチ3ゲームには精確で素早い操作が求められるが、タッチパネルとマウスで結構差があるものだと感じた。つまりマッチ3ゲームとタッチパネルは非常に相性がいいということだ。スマホアプリでマッチ3ゲームがポコポコと量産されるのも頷ける。

 

 今回初プレイ枠に入れたのはPopCap BundleでSteam版が手に入ったから。Steam版とBig Fish版で特に違いは感じなかったが、実績もあるし、とプレイしているうちにマウス操作にも慣れてきた。

 基本的にマッチ3ゲームがしたかったら、スマホでパズドラなりキャンクラでもしていればいいわけだが(どちらも全くおすすめしないが)、PCでやるならそれこそカジュゲー大手のビッグフィッシュを漁るなり、金をかけたくないならFLSHゲームあたりから見つけてくればいいだろう。

 とはいえBejeweled 3が今更やる価値がないかというと、全然そうでもなかったりしてびっくりする。マッチ3ゲームとしての基本はしっかりしているのは当然として、とにかくゲームモードが豊富なのでこれひとつで延々と遊べてしまえる。

 

 しかし、まず最初に手を付けるであろうClassicモードが糞ルールなのがもったいない。画面にあるジュエルがどれも動かせない状態、いわゆるNo More Moveになるとゲームオーバーというルールは今更やっても阿保らしいだけだ。このモードは突き詰めて考えると、ジュエルを消していけば、いずれ消せなくなるなんてことは馬鹿でも気が付く。ジュエルを消すことでゲームを延命させているの他のモードと対照的であり、非常に萎える部分だ。

 ゲームオーバーのない緩みまくったZENモード以上に削ってもいいモードに思える。今となっては古臭いうえにスタンダードでもない悪い意味でのクラシックだ。

 現在のマッチ3ゲームのスタンダードといえばLightningだろう。マッチ3ゲームの持つ「揃えて消す」という快楽性を追求したひとつの結果が、このスピード重視のアクションパズルである。マッチ3ゲームは運要素の強いゲームであったが、Lightningのような手数で攻めるシステムによりその運要素がいくらか中和されたこともゲーム性を高めている。

 

 とはいえBejeweledの4消し等で作られる特殊ジェムの仕様はあまり好きじゃない。ピンチって時には重宝するが、温存のため下手に消しずらくなったり、かと思えば連鎖中予期せぬタイミングで爆発したりと、連鎖の予測や場のコントロールの妨げになることも多い。

 それでもDiamond Mineとの相性は良かったりと、色々なモードに手を出すたびにコロコロと評価の変わる良いゲームだ。